2017年11月17日金曜日

第2回たかしま子育て支援会議 を行いました

支援センターやひろばでお母さんとお子さんに日々接しておられる先生方にお集まりいただき、
日々の活動や、事業についての意見交換を行いました。

日 時 : 11月10日(金)15:30~17:00

場 所 : 高島市働く女性の家

参加者 : 各地域子育て支援センター担当者
        ふれあいひろば事業担当者
        高島市 子育て支援課
        たかしま結びと育ちの応援団
内 容 : ・高島市ファミリー・サポート・センターたすけあい高島より
       ファミサポ利用について情報共有
      ・各センター、ひろばの利用状況について意見交換
ファミリー・サポート・センター利用について質疑応答
l  どのような利用のケースがあるのか
→学校から、習い事への送迎
→残業などで夜間子どもだけになるときの見守り
→湖西線でお勤めの方が、電車の遅れなどで急に遅くなる場合すぐにサポーターさんに連絡を取り対処
→ひとり親の方が仕事を始められた時、いつ何が起きて子どもを預けなければならないかわからない不安がある場合、保険として登録していただいている
l  登録のメリットは?
→事前登録することで、急な預かりに対応できる
→もしもの時のために備えができ、安心して子育てができる
→登録者一人につき、複数人のサポーターを紹介するので心強い
→まかせて会員になるには養成講座を受ける必要があるが、
現役子育て世代の方には役に立つ情報や知識が多く有益である
→よろしく会員の、お母さんたちが受講されることでまかせて会員になってもらえば
お母さん同士の預かりあいができ、保険が使えて安心
l  預かりの場所は?
→ご本人の自宅かサポーターさんの自宅、または出先(勉強会参加、美容室、病院
など)に許可を取ってその場で
l  園にも一時預かりがあるので、ファミサポをどのように利用してもらえばいいか
→園の預かり時間以外(夜間・日曜日・園の行事日など)での利用を案内する
意見交換
l  月齢の低いお子さんを一日中イベントやひろばへ連れてこられるケースがある。子どもさんの様子をしっかり見る必要がある。
l  結びと育ちの講座をおすすめしているがなかなか参加につながらない。
l  (支援課)10月から来年度の入園手続きが始まっているが、0.1.2歳児が増え、入園先について苦慮している。支援室でも低年齢化が予想されるため、活動内容などの工夫が必要になってくる。
l 各センター、ひろばで行っている教室などの内容や講師についてお互いに情報交換。

2017年9月30日土曜日

第2回たかしま子育て連携会議 を行いました

さわやかな秋晴れとなりました。
今年度2回目の開催となりました。
参加者が増え、活発な意見交換が行われました。

日時:平成29年9月29日(金)13:30~15:00
場所:高島市働く女性の家

参加者:高島市民生委員児童委員 主任児童委員
    高島市子育て支援グループ「サンサン」
    高島市家庭教育支援センター「パラソル」
    高島市学童保育支援員連絡協議会
    発達支援ルーム「みんなの木」
    放課後等デイサービス「アップル」(欠席)
    高島市ファミリー・サポー・トセンターたすけあい高島
    高島市社会福祉協議会ふくしのまちづくり推進課(欠席)
    高島市教育委員会 教育相談・課題対応室
    高島市教育委員会 社会教育課
    高島市教育委員会 青少年課 あすくる高島(欠席)
    高島市健康推進課・発達支援グループ
    高島市健康推進課・母子保健担当
    高島市障がい福祉課
    高島市子ども家庭相談課
    高島市子育て支援課、母子・父子自立支援員
     高島市病児保育室「おひさま」(欠席)










◆高島市における放課後等デイサービスについての情報共有を行いました
 障がい福祉課担当者様より、制度説明。
 「みんなの木」指導員様より、現場の様子など報告していただきました。

①放課後等デイサービスとは
児童福祉法にもとづき、平成28年4月より事業が始まる。
障がいのある子どもに、
放課後や長期休暇で安心できる居場所を提供し、
日常生活における指導、集団生活への適応訓練を行い、
社会能力の向上、個別学習などを行うところ。
高島市においては、以下の4事業所が開設されている。
アップル(今津)・第2アップル(安曇川)
みんなのね(新旭)・みんなの木(高島)

②対象になる方
6歳~18歳の就学児童で、受給者証をお持ちの方

③利用までの流れ
事業所の見学・相談
高島市障がい福祉課へ受給者証申請(審査有)
高島市より、受給者証の交付
事業所との契約
事業所にて「障害児支援利用計画書」の作成

④一日の流れ(一例)
それぞれの事業所によって異なる
個別支援計画により、利用頻度も異なる
14:00 お迎え
おやつ
自由時間
16:20 スタディ(個々にあった学習教材を用意して取り組む)
17:20 スタディ(個々にあった学習教材を用意して取り組む)
17:50 帰りの会
18:00 サービス提供終了

⑤目指すもの
子どもの自立(社会的、経済的)
生活スキル、社会性スキル、身体スキル、学習スキルなどの向上

⑥特徴ある事業所づくり
それぞれの事業所で特徴ある居場所づくりが行われており、利用者が選択できる
例:農業体験、大型トランポリン、学習支援、お出かけ、英会話、プログラミング・・・
  
◆質疑応答・意見交換の中から一部抜粋
・送迎はどのようにしているか→市内全域において、事業所の車で送り迎えしている
・対象者となる子どもは?→障がい福祉課にて受給者証を交付されている人
             ①   障害者手帳、療育手帳のある子ども
             ②   養護学校、特別支援学級に通っている子ども
             ③   上記以外は、医師の診断書などにより判断される
・早期に支援をすることで、子どもの発達に良い影響を与えることができる
・子育てにしんどさを感じている親御さんの負担を軽減できる
・一般にはまだ、学童保育所との違いが周知できていのではないか
・特別な子どもが受けるサービスではなく、特性によって、その子に適したサービスを受けているのだという理解が広まればよい
・支援を受けることに対する抵抗感、偏見がなくなれば、支援を必要とする子どもが適切にサービスを受けられ、子どもの幸せにつながる
・直接関係しない部門においても、制度や、利用について理解し連携をとれる体制づくりをしたい

今後も、新しい事業や取り組み内容について情報共有する機会を持ち、部門間の連携強化を図っていきたいと思いました。



2017年7月12日水曜日

平成29年第1回子育て支援会議を行いました

日 時 : 7月11日(木)15:30~

場 所 : 高島市働く女性の家

参加者 : 各地域子育て支援センター担当者
       ふれあいひろば事業担当者
       高島市 子育て支援課
       たかしま結びと育ちの応援団
内 容 : ・北部、南部支援センターから状況報告
      ・各センター、ひろばの利用状況について報告
      ・意見交換
4月から市内の支援センターが統合となりました。
南北の支援センターの担当者より
利用状況に変化があったのか、なかったのかなど報告をしていただきました。
その他の支援センター、ひろばの状況についてもそれぞれ報告しあい、
子育て中の方がどのようなことで悩んでおられるのか、
どのように対応しているのかなど意見交換をいたしました。


2017年5月24日水曜日

29年度第1回目の子育て連携会議を行いました

五月晴れの一日でした。汗ばむくらい気温も高く、
会議室にクーラーを入れての開始となりました。

日時:平成29年5月23日(火)13:00~14:30
場所:高島市観光物産プラザ 会議室

本年度初の顔合わせとなりました。
事業が始まってから3年目となりましたが、
担当者の交代などもあり、まずは自己紹介から。
皆さん、高島市において、子育て支援に関わる各部門において
日々取り組まれている方々ばかりです。

参加者:高島市民生委員児童委員 主任児童委員
    高島市子育て支援グループ「サンサン」(欠席)
    高島市家庭教育支援センター「パラソル」
    高島市学童保育支援員連絡協議会
    たすけあい高島(高島市ファミリー・サポー・トセンター)
    高島市社会福祉協議会ふくしのまちづくり推進課
    高島市教育委員会 教育相談・課題対応室(欠席)
    高島市教育委員会 社会教育課
    高島市教育委員会 青少年課 あすくる高島(欠席)
    高島市健康推進課・発達支援グループ
    高島市健康推進課・母子保健担当
    高島市子育て支援課、母子・父子自立支援員
     高島市病児保育室「おひさま」(欠席)









本年度の各部門での取り組み内容をご説明いただき、情報共有しました。
【主任児童委員】・こども園、小中学校への参観
     ・他市町の児童委員への訪問、情報交換
    ・乳児院、少年院を訪問し研修
    ・赤ちゃん訪問を行うための研修実施検討
【社会福祉協議会】・生活困窮家庭への支援
    ・子どもの居場所づくり(学習支援・生活支援)
    ・ボランティア養成講座計画
    ・ボランティア(教育経験者)を募集
【ファミリー・サポート・センター】・まかせて会員の養成講座実施予定
    ・登録者(利用者)拡充のための活動
【社会教育課・パラソル】・年間計画に沿って活動(今年度は午前中のみ実施)
    ・子育て中の親子の参加だけでなく、地域の方々への参加も歓迎
    ・家庭教育を考える場として周知していきたい
【健康推進課母子保健担当】・今年度より母子型の利用者支援事業がスタート
    (妊娠期からの切れ目ない支援)
    ・産婦健診の助成(医療機関との連携強化)
    ・専属の助産師が配置により相談窓口充実(メンタル面のフォロー)
    ・産後直後のケア事業(助産院との連携、母乳育児指導)
【健康推進課発達支援グループ】・乳児発達支援事業実施
    ・心理士によるカウンセリング
    ・親御さんとへの育児支援(発達の手助け)
    ・発達支援システムの整備
    (障がいを持つ方が社会で安心して暮らせる継続支援)
【学童保育指導員連絡協議会】・年間を通して、指導員研修、外部研修を実施
    ・毎日来る子どもたちの安心安全のために寄り添い方の支援を行う
    ・学童まつりの実施での連携
【母子父子自立支援員】・母子だけでなく父子家庭への支援重要
    ・親御さんへの就労支援、子どもさんへの就学支援
    ・多岐にわたる問題があり親子関係のゆがみが生じている現状に向き合う
【子育て支援課】・今年度4月から子ども未来部、子育て支援課となった
    ・支援センターの統合による様々な意見をいただいている
    ・つどいの広場との連携をしていきたい
    ・子どもが減少しているが母子家庭の割合が増えている
【たかしま結びと育ちの応援団】・子育てに関する情報提供としての講座開催・HP運営
    ・連携会議、支援会議実施
    ・健康推進課との連携で「マタニティカフェ」実施
    ・ファミリー・サポート・センターとの連携で「くるくる市」実施
意見交換:・広報活動に苦労している部門は、親子が集まる事業(例えば「くるくる市」
     など)でブースを設けて広報してはいかがか
    ・支援の必要な方に関する連携において個人情報の取り扱いについてどうするか
    ・支援者・サポーター等の養成講座の連携を図る

互いの取り組みを理解し連携を図る第一歩の会議となりました。
意見交換を行う中で、部門内会議では考えが及ばないアイデアなども得られ、
今後の取り組みに進展がもたらされる可能性が感じられました。






2017年1月27日金曜日

平成28年度第3回子育て連携会議

日 時 : 平成29年1月20日(木)13:30~

場 所 : 高島市働く女性の家

参加部門:   高島市民生委員児童委員 主任児童委員
      高島市学童保育指導員連絡協議会
      高島市子育て支援グループ「サンサン」
      高島市家庭教育支援センター「パラソル」
      たすけあい高島(高島市ファミリー・サポート・センター)
      高島市教育委員会 教育相談・課題対応室
      高島市教育委員会 社会教育課
      高島市教育委員会 青少年課「あすくる高島」
内 容 : ①子育て世代包括支援センターについて情報共有
       ②地域で子どもを育てる場所について(グループワーク)
       ③各部門より連絡
グループワーク記録 :
  ・子育てを支援するのは場所だけでなく、人的資源もある。
  ・市民病院の産婦人科医師の確保は重要。「産む」場所は不可欠。
  ・支援センターの統合については説明が必要。
  ・子どもたちが自力で行ける身近な活動場所が少ないのではないか。
  ・子どもたちが自力で活動場所まで行けるよう、公共交通機関の無料パスを発行してはどうか。
  ・保護者頼りの活動が多く、格差がうまれている。
  ・児童館が各地域にあればよい。
  ・子ども食堂の活動が広まればよい。
まとめ : 
 今回のワークでは、子どもの年代別ステージにおいて、どのような支援を行う資源があるかを確認できた。
 公的資源⇔私的資源、場所的資源⇔人的資源、有料資源⇔無料資源、親子で利用するもの⇔親子別で利用するもの、子育て世代のみ利用するもの⇔世代を超えて利用するもの・・・など多様な資源があることが確認できた。
このことは、子どもを社会で育てるという意識が広がっているということの表れであり、家庭以外で地域の子どもたちを見守り、育てていく人・場所が増えていることは、育児に孤独を感じている保護者や居場所のない子どもたちの救いにつながっている。
 しかしながら、保護者が関与できる家庭と、関与しにくい家庭とでは差ができているという現実もある。本来子どもだけで利用できる社会資源であっても交通手段がないばかりに利用できないという状況が生まれており、子どもにとってより身近な資源が求められる。親の支援があるなしに限らず子どもたちがやりたいことが選ぶためには、自分たちで行ける身近な場所にある、またはその手段があることが必要である。
 取り組みが進められている子ども食堂・学習支援フリースペース・冒険あそび場などが
さらに広がりをもって身近な場所にでき、定着していくことが望まれる。
また、安心して子供を産める環境づくりの一端としては、市民病院の産婦人科が引き続き存続するといった正しい情報を伝えて、不安を払しょくすることも大切だと感じた。