未就園児の親子が気軽に遊べる場として、高島市には10カ所の支援センターやつどいの広場があります。緊急事態宣言のもと休室となっていた各拠点でしたが、再開されてどのように運営しているのか、9月3日に、新旭コミュニティーセンターほおじろ荘にて、担当者同士の情報交換の場を設けました。
テーマは「コロナ禍の拠点事業運営について」ということで・・・
①「おうちでの生活についてのアンケート」(結びと育ちの応援団と高島市社協共同実施)の中から、小さいお子さんのおられる家庭が緊急事態宣言の間、どのように過ごし、どのような思いでおられたか共有しました。
②緊急事態宣言の前と後どのような変化があったか、報告をしてもらいました。
(一部紹介)
・市内の感染者が確認されたこともあり、解除後も利用者戻らず利用が減った
・園や学校が再開された頃から利用者が増えてきた
・6月の開室以降、平均3~4組、10組以内の利用がある
・密を避けて開室している
・スペースが限られているので人数制限を設けた
・消毒、検温など利用者さんは協力的である
・安心して遊べるところが欲しいという声がある
・感染症を心配し、家の中で配慮することが多く苦労されていると聞いている
・プールあそびができないのでたらいで水遊びをするなど工夫している
・利用者が少ない分ゆったり過ごせている
③「2グループに分かれて拠点事業に求められているものは何か」を話し合いました。
・保護者の不安をどのように受け止めていくか
・学校に準じて休園になった幼稚園部のお子さんの受け入れをどうするか
・普段孫育てをしていない祖父母世代にもこのような場があることを知ってもらい、利用につなげたい
・安心して遊べる場所
・制限や工夫をしてゆっくり遊ぶ
・初めてくる人への声掛け
・こちら声をかける
・不安よりも前向きな姿勢
・行事も工夫して行いたい
・・・・などの意見が出ました。コロナ禍の子育てが続くとすれば、どのように運営していくか、皆さん真剣に話し合いをされていました。
安心して親子が遊びに行けて、子育ての相談などもできる支援センター、つどいの広場を広く知っていただくために、結びと育ちの応援団では、各拠点の紹介動画を制作しました。
北部地域子育て支援センターから順番に公開する予定です。ぜひご覧ください!
http://musubisodachi.jp/kosodate_douga/